SensAble!
2005年 11月 10日
先日の日記で紹介した、ハプティク・デバイス。
セットアップも完了し、実際に動かせるようになった。
前評判どおり、スゴイやつやった。
初めて触った感想は、こーんな↓感じ。
でした。
このハプティク・デバイスとは一体どんなものなのか、
紹介してみたいと思います。
このデバイスは、キーボードやマウスのように
PCにつないで使うマン・マシン・インタフェイスの一種。
→のように、数本のアームの先に
ペンのようなものがついていて、
ここを持って使います。
ペン先は上下前後左右へ自由に動かすことができ、
画面上のポインタを操作します。
しかしこのデバイス、ただ動かすだけのデバイスではない。
“感じることのできる(Sensable)”デバイスなのだ!
今まで視覚・聴覚情報のみしか得られなかったPC環境に、
新たに触覚や力覚が導入されるのです。
“感じることのできる”とはどういうことか。
例えば下のようなソフトを例にとってみます。
CGで赤い部屋と黒いダイス、そして小さな黄色い球が描かれています。
黄色い球はポインタで、デバイスのペン先と対応しています。
デバイスを動かすと球も動くわけです。
で、今までならば、球を動かせば球は当然CGの仮想空間内を自由に動き回る。
ところが!
このハプティク・デバイスを使うと球は“自由には動かない”のです。
というのは、例えば画面上で球が壁にぶつかると、
球はそれ以上その方向には動かなくなります。
そして、画面上で球が動かなくなるだけでなく、
手で持っているペン先も動かなくなる!
つまり、画面上で球が壁にぶつかれば、
実際にぶつかったような感触が手元に返ってくる!!
ココがこのデバイスのすごいところ!
ダイスにぶつかれば質量を感じるし、
部屋のコーナー、ダイスの表面やエッジの感触もちゃんと感じられる。
CG空間に重力を設定してやれば、重力を感じることさえできるのです。
他にも、物体の柔らかさや慣性力なんかも。
なのでユーザは、現実には物体は存在しないのに、
あたかも手元に物体があるかのような錯覚に陥ります。
初めてこのデバイスに触れたときの印象はかなり鮮烈で、
みなさんそれぞれ個性豊かな反応を見せてくれます。
それを見るのも面白かったり。
とまぁ、ほとんどハプティク・デバイスの宣伝のような文章になってしまったが、
とにかく面白い!です。
この未知の感覚を体験したい人はうちの研究室まで。
ぜひ。
ちなみにこのハプティク・デバイス、後ろ側は
「きてぃさん」になってまーす。
かわいいです。よろしく。
セットアップも完了し、実際に動かせるようになった。
前評判どおり、スゴイやつやった。
初めて触った感想は、こーんな↓感じ。
でした。
このハプティク・デバイスとは一体どんなものなのか、
紹介してみたいと思います。
このデバイスは、キーボードやマウスのように
PCにつないで使うマン・マシン・インタフェイスの一種。
→のように、数本のアームの先に
ペンのようなものがついていて、
ここを持って使います。
ペン先は上下前後左右へ自由に動かすことができ、
画面上のポインタを操作します。
しかしこのデバイス、ただ動かすだけのデバイスではない。
“感じることのできる(Sensable)”デバイスなのだ!
今まで視覚・聴覚情報のみしか得られなかったPC環境に、
新たに触覚や力覚が導入されるのです。
“感じることのできる”とはどういうことか。
例えば下のようなソフトを例にとってみます。
黄色い球はポインタで、デバイスのペン先と対応しています。
デバイスを動かすと球も動くわけです。
で、今までならば、球を動かせば球は当然CGの仮想空間内を自由に動き回る。
ところが!
このハプティク・デバイスを使うと球は“自由には動かない”のです。
というのは、例えば画面上で球が壁にぶつかると、
球はそれ以上その方向には動かなくなります。
そして、画面上で球が動かなくなるだけでなく、
手で持っているペン先も動かなくなる!
つまり、画面上で球が壁にぶつかれば、
実際にぶつかったような感触が手元に返ってくる!!
ココがこのデバイスのすごいところ!
ダイスにぶつかれば質量を感じるし、
部屋のコーナー、ダイスの表面やエッジの感触もちゃんと感じられる。
CG空間に重力を設定してやれば、重力を感じることさえできるのです。
他にも、物体の柔らかさや慣性力なんかも。
なのでユーザは、現実には物体は存在しないのに、
あたかも手元に物体があるかのような錯覚に陥ります。
初めてこのデバイスに触れたときの印象はかなり鮮烈で、
みなさんそれぞれ個性豊かな反応を見せてくれます。
それを見るのも面白かったり。
とまぁ、ほとんどハプティク・デバイスの宣伝のような文章になってしまったが、
とにかく面白い!です。
この未知の感覚を体験したい人はうちの研究室まで。
ぜひ。
ちなみにこのハプティク・デバイス、後ろ側は
「きてぃさん」になってまーす。
かわいいです。よろしく。
by masa5trailcutter
| 2005-11-10 23:45
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